お店で無意味な一斉の声だしはいらない

  子供の時から、剛毛の上に癖毛で髪の毛には苦労してきた。髪の毛の太さは平均の人の5倍くらいあって床屋さんが、「君の髪を切るとはさみが痛むから、特別料金ね」というのも冗談には聞こえないくらい凄い毛だった。だから床屋に行くのが一仕事だった。

 QBボックス(大手1000円理髪店チェーン)が普及するまでは、待ち時間を含めると2時間以上かかって料金も5千円前後かかり、それで見た目がまあまあなのも、せいぜい1週間というとやはりうんざりするのも無理もないだろう。最近年のせいか髪の毛が少し薄くなってきて(それでも平均よりはまだかなり太そうだ)手入れが随分楽になった。年をとって身体面で良かったことはこれ一つだけだ。


 それがQBボックスが出来て、最初あの掃除機みたいなやつで髪の毛を吸い取るところには違和感はあったが、それさえ慣れるとカット時間10分(最初の頃私の場合は量が多いので20分位かかっていたが)、で整髪剤もドライヤーも使わないというのは、カットのごまかしが無くて気に入った。これなら2週間に1回通えばよい。というわけでQBボックス通いが始まった。

 ところがいつのころからか、(高田馬場店の場合)「いらっしゃいませ」を店員の全員で言うようになり、順番待ちで席を詰める必要が生じた場面では、従業員全員が、「お詰めください」という。(実際には張り紙がしてあるので、ほとんどの客は自発的に詰めている)。

カットしてもらっている立場の状況で考えると、私の場合ただでも難しい髪の毛で、髪の毛のカットに全神経を集中してもらいたいときに耳元で「お詰めください」と叫ばれ、またカットしている人も視線を送らずに口先だけで叫んでいるわけだ。詰めろ、といわれる方も失礼に感じるだろうし、私にしてみれば、(安い料金ではあるが)、それでカットする人の技術と時間を買ったわけだから、席を詰めるというレベルのことで私に対するサービスをいい加減にされるのは腹立たしく感じるのも当然だろう。

 その後、個人経営で10分、千円という営業形態の店が広がったので、(これはQBボックスの影響ー功績だと思うが)、QBボックスを止めて、馬鹿な(不気味な)一斉の唱和のない店にするつもりだ。
 
 ところが、最近では飲食店でも意味のない声出しが増えている。客が注文すると例えば「根岸定食をいただきました」と厨房に向けて怒鳴る、そこまでは良い。その先が全従業員が「有り難うございます」と唱和する。これは何かの新興宗教か?正直なところ飲食店の方が、まだ床屋よりは違和感は少ないが、私にとってはうるさいだけだし、従業員にとっても意味のない労働強化だろう。こんな馬鹿な対応は、せめてマクドナルドくらいに止めておいて欲しいところだ。


 一方、近所のスーパーに入っている八百屋では、従業員の中年のおばさんおじさん達4~5人があのさびの効いた声でそれぞれのペースで、「安いよ、安いよ」とか「持ってけ、持ってけ」と叫んで雰囲気作りをしている。これは悪くない。 

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