「黒子のバスケ」とTSUTAYA

「少年ジャンプ」連載中の「黒子のバスケ」の店頭からの撤去を求めて、複数の書店やコンビニに脅迫状が届いたそうだ。それに対して紀伊国屋や三省堂やジュンク堂などがこれまで通り販売を続けるとしたのに対して、TSUTAYAは「顧客の安全を考えて」全書店から撤去したそうだ。犯人はかなり異常な性格らしいし、これまでの言動から何をしでかすかわからないということを考えると、TSUTAYAの行動が苦渋の選択であったことは理解できるし、何かあった場合に責任がとれるのかといえば、身体に危害が加えられた場合等に責任をとれる人なんているはずがない。だからTSUTAYAの結論は充分に理解は出来る。


 しかしそういうことを踏まえた上で、TSUTAYAにはもう少し脅迫を突っぱねて欲しかったと思う。なぜなら建前ぽい話になってしまうが、表現の自由は何の犠牲も払わずに享受できるはずもない。であれば日本中のかなりの書店が脅迫されているというレベルの(つまり交通事故に遭う確率と比べたくなるような)確率の危険性であるならば、ここはやはりリスクをとって建前を通して欲しかった気がするのは私だけだろうか?


 折しも国家機密法というとんでもない法律が成立しそうになっている。鎌田慧氏が皮肉混じりで指摘していたが福島原発に関することなども国家機密というような強弁はあり得ないことではないし(汚染水は全くコントロールできていないにもかかわらず、首相は「出来ている」と明白に嘘をついたわけだから、首相が嘘つきだということは凄い国家機密になるのではないか。)基地の問題を扱った本etcにも波及しそうだ。この程度の脅しに簡単に屈してしまうようではまして「当局からのお達し」とあらば、進んで当局に協力してしまいそうだ。つまり福島原発のことを筆頭に基地の問題等を扱った本は当局のお達しによって店頭に並ばなくなる日も遠くないのかもしれない。

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