テーマ:ミステリー小説・評価

今、警察小説が面白い。

 日本の警察小説は藤原審爾や結城昌治・島田一男などがその嚆矢といえると思うが(ここではジェフリー・ディーバーなどの海外の作家には触れない)、今読むとさすがに少し古めかしい。ここで今警察小説が面白いという所以は、単独でも深く味わえる作品が輩出しているだけでなく、何人かの作品を読み合わせるとオーケストラのアンサンブルのような複合的な味わいを…
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黒川博行「螻蛄(けら)」(新潮社)ー僕の採点表、ミステリー版ー

 評価☆☆☆☆         (☆=20点・★=5点、☆☆☆★★はお勧め・読んで後悔しない分岐点です。)                                                                      無条件に面白い。不死身のやくざ桑原と遊び人二宮の異色の疫病神コンビの漫才のような掛け合いが…
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ミステリーの時代ー佐々木譲「警官の血」の紹介と評価

「警官の血」☆☆☆★★★ (☆☆☆★★が読んで大いに楽しめるかどうかの分岐点) 次の文章はある読書新聞サークルに依頼されて寄稿したものです。個人的にミステリーや冒険小説のファンですが、謎解きにウエートがあるいわゆる推理小説はあまり好きではありません。  佐々木譲は名作といわれる太平洋三部作の『ベルリン飛行指令』『エト…
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