テーマ:劇評

新国立小劇場「効率学のススメ」を観てきた

 イギリスの新進作家の書き下ろしで,本邦ではなく世界初演という謳い文句の作品だ。安定した商業演劇も悪くないが、評価の定まっていない新しい作品にも触れることで多少なりとも呆けの進行が遅くなるかと期待して、そういう作品にも足を運ぶようにしている。  確かに周囲の壁をスクリーンにして画像を放映するとか、舞台を四方から見るようにした設営と…
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三谷幸喜「ホロヴィッツとの対話」(パルコ劇場)観てきた

 最近の三谷作品は大体観ているが、「90ミニッツ」は設定があり得ない上に、台詞が生すぎて三谷の良さがあまり感じられなかったし、「国民の映画」は世評は高かったが、女優陣の出来がいまいちだった。その点この「ホロヴィッツとの対話」の舞台は、しっかり笑える上にカタルシスに相当する部分までしっかり用意された非常に完成度の高い舞台となった。 …
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三谷幸喜「ベッジ・パードン」を観てきた

 ある意味意外なことに非常にオーソドックスな舞台だった。倫敦留学中の夏目漱石をめぐる人々という設定で、井上ひさしにもありそうなシチュエーションである。  三谷幸喜というとコメディ作家としての印象が強いが、そういう意味では今回はコメディとしての印象は薄かったということになる。素直に笑えたのは二カ所だけだった。一回目は英語がうまく…
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